療 育 理 念



 昭和25年4月、群馬整肢療護園は肢体不自由児の療育を目的として、森田伝一郎先生によって設立されました。民間の肢体不自由児施設として全国で最初に開かれた施設です。当時、森田園長は次のような3つの療育方針を掲げました。


自立- 私たちはあらゆる困難を克服し、自立することを誓いましょう
相携- 私たちは互いに相携えて、助け合っていくことを誓いましょう
 
感謝- 私たちは社会の善意と行為に対し、感謝することを誓いましょう

 
 この方針の下で、今まで多くの俊秀を社会に送り出すことができました。それから半世紀が経過し、年代とともに肢体不自由児の入所数は減少を続ける一方で、入所児の疾患は重複化・重症化してきました。さらに、社会の要望は外来通園による療育や在宅療育の支援といった方向に変化してきまし
た。
 こういった情勢に職員全員が対応できるように、21世紀の初頭、私たちは次のような療育方針で望むことを決めました。



                    < 理 念 >

           
人 間 愛


           < 基 本 方 針 >


一.私たちは、障害を持った方の人権と意思を尊重し、誠意を持って、
   命の輝きを大切にする療育に励みます  
一.私たちは、ご家族や関係機関と力を合わせて、ニーズに即した
   地域療育の充実に努めます
一.私たちは、互いに信頼し、感謝の心で療育に取り組み、日々研鑽して
   療育の質の向上を目指します

 
 人間愛の心は半世紀の伝統の中で、職員の間に既に育まれていますが、あらためて理念を提示することにより職員全体で再確認し、さらに強固なものにしていきたいと思います。そして、基本方針に掲げられた3点を幹として、群馬整肢療護園各課の業務方針やマニュアルという枝葉を作成し、1本の大樹に育つよう、職員一同努力していこうと考えております。





      群馬整肢療護園 創始者 森田 伝一郎先生 <1954年作>